主に90年代後半から2000年代初頭にかけて発売された、ディズニー、サンリオ、ポケモン、ドラえもんなどのキャラクターものセットたち。単品の発売とほぼ同時くらいにセット品が発売されていました。
近年は国内でこういったセットは出ていませんが、海外限定品でドラえもんのセットが発売されているのが確認されています。
ドラえもんのテレビ放送開始20周年を記念したセット。モータートミカとのコラボセットで、タイムマシンのモータートミカとドラえもん号が一緒に走るというセット内容になっています。
黄緑色に成型された道路&レールも珍しいものですが、タイムトンネルや土管などのドラえもんアイテムまでもが付いてくるのが高ポイントです。
初代ポケモンのイラストが懐かしいセット。レールや情景の色が通常品と異なり、差別化が図られています。
コーヒーカップのような情景部品は以前あったミッキーポッポの「ジャングルランド」に似ていますが、別物です。
ポケモンがまだ「モンスター」呼びをされているのが黎明期を感じさせます。
人形あそび ドラえもんドラやき号セット(1999年)
石炭の代わりにどら焼きを燃料にして走る変な機関車のセット。ピンクの跳ね橋が鮮やかですね。
ドラえもんのリニューアルから15年以上が経ち、今の声優も既にお馴染みという感じですが、個人的にはこの頃のイメージがまだ強いです。
この頃の流行りだったジオラマバッグセットのうちの一つ。単品のポケモントレイン2にはピカチュウとピチューしか付いてきませんでしたが、このセットではチコリータとワニノコも付いてきます。
ピチューBros.のわんぱくトレイン(2005年)
2005年3月18日から9月25日まで、愛・地球博と同時開催されていた「Pokemon The Park 2005」内のアトラクションをプラレール化したものです。
機関車がミッキーポッポそっくりですが、実際のアトラクションを再現するために改修が加えられています。客車はミッキーポッポそのもののようですが、なんと赤い連結器を備えているという地味な激レア仕様の製品になっています。
同上。園内のジェットコースターをプラレール化したもの。車両は初代ポケモントレインを塗り替えて、ピカチュウをレックウザにしたものです。
「ポケパークで人気のバトルコースター裂空の迫力を君の手で再現だ!」と書いてありますが、レイアウトは昔からある半地上半高架です...
その他
子供の頃に遊んだ人も多いであろうカワダのダイヤブロックと、トミーのプラレール、そして任天堂のポケモンがコラボした地味にすごいセット。
発売当時はダイヤブロックのいちシリーズとして「ポケモンブロック」が展開されており、そのうちの一つとして発売されたものです。
曲線レール4本以外はダイヤブロック用に新たに作られたレールとなっています。箱写真は試作品なので連結器が黒と黄色という謎の組み合わせになっていますが、実物は少し濃いグレーのものが装備されています。
海外品
国内品フォーマットなのに海外限定品で、タイで発売されていたという不思議なセット。翌年に発売された韓国版も見つかっています。
箱の裏面には「日本国内での販売は許諾されておりません」と書かれているので、完全に海外限定品の扱いです。
国内品とは異なり、客車はアーバンライナーのものを流用しています。車輪は2009年当時でも既に珍しくなっていた赤車輪です。