鉄道博物館開館日の思い出

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最終更新:2023年10月22日

そういえば購入記で書いてないものがあったなぁと思い、カラカラな頭の片隅にホコリのごとく固まってる記憶を解きほぐして書いていきます。鉄道博物館開館日のお話です。

2007年10月14日。大宮に鉄道専門の博物館として「鉄道博物館」が開館しました。開館に先んじて移転元となる秋葉原の交通博物館(懐かしい...)が無くなったのはかなり寂しかったですが、時代の流れですね。
というわけで開館日、眠い目を擦りながらほぼ始発の埼京線205系に揺られながら大宮へ。高架区間で車内に差し込んでくる朝陽が眩しかった覚えがあります。
ニューシャトルの大成駅が最寄りなのは知っていましたが、開館日はどうせ敷地外まで並ぶだろうなと思い大宮駅から歩いて向かいました。現地に着くと、おお並んどる並んどる。新幹線の高架下に待機列が形成されていました。開館まで数時間並びましたが、なんせ今みたいにスマホなんて無い時代。電池切れを起こさない程度にガラケーのゲームで暇潰ししてました。
ちょうど初代たまごっちの復刻版が携帯ゲームとして出ていたので、卵を孵してまるっちを育てながら開館を待ちました。
そして10時にオープン。まず向かう先は〜?


もちろん、プラレールの購入です。「鉄道博物館開館記念スペシャルセット」が同日に発売され、館内でも売られるとのことで買いに来たのでした。もちろん館内も隅々まで巡って楽しみましたよ。
このプラレール、売ってるならミュージアムショップだろうなと思い覗いてみると、アレ?無い?ここじゃないのか?「C57 135号機 鉄道博物館仕様」はあったような覚えが微かにありますが、セットの方が見当たりませんでした。
どうやら、2階に特設ブースがある模様。2階に上がると「スペシャルギャラリー」の前あたりにブースがあり、セットが山積みになっていました。
「これください」と手に取ると、売り場のお姉さんが「そちら展示用なので、こちらからお出ししますね」みたいな事を言ってテーブルの裏から販売用のものを取り出してきました。文字通りセットが山積みにされていたのですが、これあくまで展示用なのかと驚いた記憶があります。おそらく、テーブル裏の在庫が少なくなったあたりで展示用も販売に回したのでしょうね。

この後、館内で買った弁当を当時はまだ飲食が可能だったクモハ455形の中で食べていたら、C57の汽笛が爆音で鳴り響いてめちゃくちゃビビりました。ちょうど吹鳴時間だったようです。

15年前の昔話でした。

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