開催日:2019年10月12・13日
令和最初の秋を迎えた10月。恒例となった府中運転会の第6回開催の時期となりました。いつものように大ホールにて設営を開始するところですが、今回は設営日に別の団体がホールの一部を使っている都合上、夕方から夜にかけての設営となりました。
またまた設営日の様子からお送りします。
飛鳥ホールのA・Bが使用中なため、全ホール結合前にとりあえずC・Dに資材を搬入します。使用時間も「午後」ではなく、「夜間」です。
ホールが繋がらないと机の配置決めもできないため、時間が来るまでみんなで暇潰し。極小レイアウトを組んだり、談笑したり、寝たりします。
ここぞとばかりにHOゲージを広げ始める人もいました。
カッコいい英国機。
一向にプラレールのレールが敷かれず、痺れを切らしたニューでんしゃが脱走を試みたので捕獲しました。
搬入開始から3時間。まだHOで遊んでます。あくまでもこれはプラレール運転会の設営の様子です。
暇潰しをすること約4時間、ホールの結合が完了したので17時半頃から机配置を開始、18時頃からレイアウト敷設に入りました。
今回の私のブースは... うーん、特に何も考えてなかったんですよね。漠然と「本線から変なアプローチで車庫に繋がる線路を敷きたい」というイメージがあったので、それっぽい雰囲気で敷き始めました。
長編成持ち込み対応とするため、車庫の有効長を長くとります。「てんてつき」を並べてみたかっただけとも言います。
施設の閉館間際の21時手前まで設営を行い、概ね完成です。ただなんか華がありませんね〜。工夫が必要でしたね。
のどかな風景を作ったりもしました。今回のレイアウトはブース担当者がそれぞれの区画を作るという方針は維持したものの、メインとなる線路は全てのブースを貫通するという少し変わった方式を採りました。
設営が完了し、明日の開幕を待つのみ... となっていた矢先、首都圏に接近中だった令和元年台風19号が公開初日の12日(土)に直撃するとの予報が出ており、影響を受けるのが避けられない状況に。
結局、外出するのが危険な上に交通機関の乱れ等も予測されたため、初日の公開は中止。13日(日)の1日のみの公開となってしまいました。
台風は朝のうちに過ぎ去り、交通機関への影響も多少あったものの、公開時間になると大勢の来場者が来てくれました。ありがたい限りです。
2019年はプラレール誕生60周年のアニバーサリーイヤです。それにあやかって、小規模ながらなつかしのプラレールを展示するコーナーを設けました。
製品展示のお隣は「スタッフの改造車両展示コーナー」です。いつもなら車庫に停まっていたり走っていたりして詳細が分からないような車両たちをじっくり観察できる場として設けました。
先程の写真にあるレイアウトとは別に、海外の車両のみが走る島が別に作られていました。はて、なぜ海外のみなのか?それは今回の府中運転会のテーマが関連してきます。
そう、今回のテーマは「ウィーンと欧州の鉄道」なのです。会場のある府中市がオーストリアのウィーン市と友好都市を結んでおり、それにあやかったテーマ設定となりました。
実は私も台風の影響により会場入りが遅れてしまいました。他の参加者も同様の状況にあることが想定されたため、公開時間になっても車庫がスッカスカな状態になってたらちょっとマズいなと心配しながら会場に来たのですが、幸い早くに来ていた方が車庫を埋めてくれていたので一安心です。
で、こちらが海外ブース。オリエント急行が走行中です。他の海外車はあまり詳しくないので解説できません... 満鉄パシナ型とマラード号はかろうじてわかります。
会場の都合上、公開終了後は17時までの完全撤収を要求されたので閉幕と同時に片付けを開始。名残惜しいですがスタッフ向け撮影会なども行わず爆速で撤収していきます。
資材を搬出した後は各々解散していきました。次の第7回開催は2020年5月となりますが、この時すでに懸念すべき自体が取り沙汰されていました。