第1回 浦和運転会

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最終更新:2024年9月2日

開催日:2020年3月22日

街が春めいてきた3月、そーなんさんが主催する「浦和運転会」が開催されました。自治会館の2階集会室を使った小規模なもので、プラレールを走らせながら飲み食いしてワイワイして終わりという、交流会タイプの運転会です。と言っても来る人はいつものメンバーなのですが。


理由は覚えていませんが当日はやけに早起きをしてしまったため、なんとなく早めに家を出たら8時半には会場に着いてしまいました。当然誰もいません。
参加者のオタクからTwitterで「気合い入ってんな」みたいな事を言われましたが、ただアホをしただけです。少し待っていたら資材と主催が一緒に梱包されて到着したので、搬入を手伝います。


机を日の字型に配置し、設営を開始。


乾杯用のガラナも用意されました。


人形あそび通勤電車も親子で参加しに来ていました。プラレールの幼体は長めの車体を持って生まれてきますが、脱皮を繰り返すたびにだんだんとショーティーボディに変化していきます。


さて、レイアウトが完成していよいよ走行開始... というところですが、何故か参加者全員がレイアウトを作るだけで満足して車両を一切出さない謎の時間が発生。何も走っていないレイアウトを眺めながらガラナを飲んでいました。
誰かの「運転会なら車両出さんかい(オタクパンチ)」との声でようやく車両が置かれ始めましたが、ニート証券、い、いやなんか変だ...


設営が概ね完了してから30分が経過。ねえ!みんな!車両は!?ねえ!!


一応それなりに車両が並び始めました。しかしなぜこのチョイス...?


本線にも走り始めました。武蔵野線205系に157系「白根」、EF63が牽引する「白山」に、サフィール日高屋・王将号。


えちごやさん作の583系寝台特急。リアルなフル編成に改造されています。車輪はプラレール特有の赤いもので揃えられており、おもちゃらしさとリアルさを兼ね備えている名作です。制作後は譲渡され、現在は雅さんが所有しています。


ミステリートレイン「999号」のEF65が牽引する雑多な貨物列車。ワキ10000形と家畜車は塗り替え品で他は製品のままですが、元の製品がカラフルなのでなかなか様になります。


賑やかになった車庫。塗り替え車として置かれている東武50090型TJライナーはこの4年後に製品化されてしまいましたね。


悪いタワーが建設されました。非公開運転会はこういう事もあります。


夕方になり西陽が差し込み、レイアウトがオレンジ色に染まります。山手線205系と京浜東北線209系を並べて「あの頃の東京の夕方」をイメージした撮影会が始まりました。この後はお片づけです。

この時、既に例のアレが日本に上陸しつつあり、例の大型客船が横浜港に停泊し乗客が降りられないというニュースが流れてから久しい時期でした。既に結構な騒ぎにはなっていましたが、世間的にはまだ感覚が薄く、このように運転会を開いてもまだ大丈夫という雰囲気がありました。
そして約2週間後、例のアレの流行が看過できない状況に陥り、例の宣言が発動。遊びで人と集まるという行為がNGになってしまい、結果的にこの浦和運転会が2020年最後の運転会となってしまったのでした。

そして生まれた長期間に渡る暇な日々。その有り余った時間を使って作られたのが、プラレール資料館になります。


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第1回 浦和運転会