ゆめくうかん

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◀︎第6回第8回▶︎
公開:2022年12月18日
最終更新:2022年12月18日

資料館の開館以前から製品研究などで世話になったり世話したりシバき合ったりしているプラレーラーともさんが、以前からやりたいと言っていた「日本製運転会」をいよいよ企画。
参加者のあらゆる資材を持ち寄り、公民館の和室を借りて2022年7月末の3日間で盛大に行われました。
レジェンドプラレーラーや大物編集者様も訪れ、幅広い世代に愛されるおもちゃであることを改めて認識できる会にもなりました。

▲新動力だと結構高値が付く電車で会場に向かいます。ちなみにVVVF車。

最寄駅から暑い中会場に向かうと、まだ資材搬入の途中でレイアウトのレの字もないので、とりあえず集まっている少人数でしばし時間潰し。

▲ちゃぶ台の上に円形を組んでプラスチック汽車を置いてレイアウト完成。

▲「てんてつき」を天日干し(?)

人が集まってくると順調にレイアウト作成が進行。大型の外周線に内側の小型レイアウト、多くの車庫などで畳を埋めていきます。

▲ある程度形が見えてきた頃。「てんてつき」をふんだんに使った車庫を跨ぐ三連の「ほどうきょう」がアツいレイアウトです。

▲「日本製運転会」なのにプラスチック汽車は全車リストラ。走れない車両は置物になる運命が待っています。

▲来たる鉄道玩具の可能性を模索するト◯ー社員(1957)。写ってるモノは...なんなんでしょうね...?

▲レイアウトもいよいよ完成...してません。子供の頃夢見た、床一面に広げられたプラレールは正に「夢空間」です。

▲メインとなる駅は「ターミナルステーション」と「ふくせんステーション」を使った豪華なもの。駅前にはハウスブロックでビルが建てられています。

▲ほぼほぼ完成した夢のレイアウト。これでもかとレアものを使っています。

▲ちゃぶ台ゾーン。ハイウェイバスにプラスチック汽車... ん??中間車がある関西色近郊型でんしゃ...?新メカのライト付ひかり号...?た、太魯閣号〜??これのどこか日本製限定の運転会なんですか〜!

▲日本製以外の車両や情景が走ってしまったので、運転会の名前が変わりました。

▲私鉄特急が並んだ車庫を望む。奥には寝台特急が4本。水色の車庫が6個使われているのは圧巻です。

▲「ライト付えき」が4つ集まったので相対式の駅を組み、部屋の明かりを落として煌びやかなゾーンを演出。寝台特急が発車待ちをしています。

▲しばし撮影会状態になっていたところに、ライト付の青D51(??????)が爆速で通過。闇夜に消えていきました。

▲内側のレイアウトはとにかくウネウネしています。とにかく情報量の多い写真です。

ここから下はともさんが一眼で撮ったものになります。

▲なんとレジェンドプラレーラーの三重電池鉄道さん、けんぼーさんも駆けつけ、急に津駅が爆誕。「あの頃」のインターネットを目の前で拝めて参加者一同感動でした。

▲「電車」で埋められた車庫。手前に屋根スイッチの「電動プラ電車」が3色並んでるのが地味にすごいんですよ。奥の留置線には魑魅魍魎が詰め込まれています。

▲転車台はちゃんと機関車で埋められていますが、どれも変なものばかり。ロータリーじょせつしゃはなんと改造品です。

▲タンコロが重連で爆走していてびっくり。

▲日本製時代のプラレールといえばやはりガチャガチャギミック。黄色いED70と黄色いEF15(!)がそれぞれ丸太を積み下ろしては積み込んでを繰り返す楽しいゾーンとなっていました。緑のED70もちゃっかり往復中。

▲いきなり片付け後の写真に飛びますが、3日間に渡る「ゆめくうかん」も終了。最後は「電車」をあるだけ並べてみました。これだけ並んでいるのに、屋根に塗装がある6代目箱の「電車(黄)」だけ無く、ヘタなレアモノよりレアモノだと言うことを改めて実感しました。

プラレールの運転会といえば卓上でレイアウトを敷くのが長らく普及していますが、たまにはこうやって畳の上で縦横無尽に広げるのも楽しいですね。
次回開催も楽しみにしています。


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