「橋」に必要なのが「橋桁」です。結構な種類がありますので、単品・セット品含めて紹介します。
初期の頃は青色やオレンジ色などの橋脚がありましたが、基本的には現在に至るまで黄色の成型色が続いています。
プラスチック汽車レールセット時代から発売されていた極初期の「はしげた」です。セット品で青色とオレンジ色、単品ではオレンジ色と黄色が存在していました。
幅がレールより狭く、ジョイント部を固定するような突起もないシンプルな構造をしています。下の「はしげた」が1972年頃に発売されるとしばらく共存し、1973年内に絶版となりました。
生産時期により形状に差があります。
上の「はしげた」の発展版として、1972年頃に発売された爪が無い旧タイプの橋桁。当初は黄色成型でしたが、後にオレンジ成型になっています。3代目タグで黄色成型のものは生産期間が短く、珍しいです。
1979年に爪付きタイプに更新される形で絶版となりました。
黄色成型時代はレールのジョイントを固定する突起が2つ独立したものでしたが、オレンジ成型になると同時に横長のものに改良されています。
1975年に発売された、現在の「ブロック橋脚」の先祖。1974年発売の「D-51りったいだいてっきょうセット」でデビューしたものの単品化です。
90°カーブレールを使ってループ線を作りながら高架を登るのが主な使い道で、高さを上げるために現在で言う「ミニブロック橋脚」のような背の低い橋脚が入っているのが特徴です。
画期的な製品でしたが、時期尚早だったのか先のセット以上の発展は見られず、1976年に絶版となりました。
1979年発売。上のものの後継品で、爪が付き、レールを固定できるようになりました。黄色成型が基本ですが、ミッキーポッポのセット品にオレンジ成型のものがあります。
1992年に絶版。絶版から30年近く経ちますが、「R-07 大橋レール」(1996年絶版)や「R-29 警笛レール」(1998年絶版)に含まれていたため、今でも入手しやすい情景部品です。
1984年に発売された、現在の定番商品「ブロック橋げた」の初期タイプです。1998年にリニューアルされ、下の「ニューブロック橋げた」に進化する形で絶版となりました。
1984年から発売され続けていたブロック橋げたを1998年に設計変更したもの。新型ということで「ニュー」が付きました。
柱の面取りがなされ、レイアウトの組み方によっては車両の顔が当たってしまっていたのを回避できるようになりました。
2003年までに「ニュー」が外され、元の「ブロック橋げた」に戻り現在に至っています。
「複線ブロック橋脚」の前身となる複線の橋桁。複線システム誕生と同時の1968年に発売され、1991年頃に絶版となりました。
結構やわい素材で出来ているので高架線を組む際は折らないように注意しましょう。
1991年から欠番となっていたJ-15を2001年に埋める形で登場した「ミニ橋脚」です。
モノ自体は1987年からセット品で存在していましたが、単品化まで約14年かかりました。
J-22 複線ブロック橋げた / J-22 複線ブロック橋脚
1997年に発売された待望の複線レール用ブロック橋げた。「ふくせんはしげた」の後継品です。複線の立体レイアウトを組む時に大いに役立ちます。