プラレールは鉄道そのものをメインとした玩具であるため、自動車や鉄道施設以外の情景は二の次でした。
もちろん社内でもそこに着目した人がいるみたいで、情景では「風景スタンド」や「ハウスブロック」、プラレールとの互換性を持った自動車玩具「プラハイウェイ」が1970年代に登場しましたが、長続きしませんでした。
1985年、再びプラレールと互換性を持つ自動車玩具が発売されました。それが「プラロード」です。
車はプラハイウェイより一回り小さいサイズで、プラレールとの共通製品も出すなど、プラレールの世界に馴染めるような製品作りをしていましたが、1990年までに展開を終了しました。
それ以降にも「B/Oトミカ」「モータートミカ」「プラロード(2代目)」と、プラレールと遊べる自動車玩具が開発されていきましたが、今ではこれらも展開を終了しています。
そんな長続きしなかった初代プラロード、そこそこの製品が発売されましたので、プラレール資料館のワンコーナーとして独立ページを設けてみました。