1959年に発売された「プラ汽車セット」を祖とする最初期の車両単品の箱。「プラレール」の名前が登場する前のものです。
製品写真・実車写真とまちまちなところにパッケージの試行錯誤をしていた様子が伺えますね。
プラレールブランド登場後の1970年に新たな箱が登場しましたが、それ以降も「電動プラ電車セット」が1974年まで発売されていました。
「電動プラ電車セット」は4色とも箱が共通なため、箱の端に何色が入ってるかを示すステッカーが貼られているものがあります。
また「電動プラ電車」と「電動超特急ひかり号」には製造時期によって、屋根スイッチ・ボディマウントカプラーを採用しているタイプが存在します。
「プラ汽車セット」「プラスチック夢の超特急」「電動プラ汽車セット(赤)」は未収蔵です。
また、この世代に電動プラ汽車セットの貨車の単品売りがあったとのウワサがありますが、未確認です。
[2022年2月17日 追記]
プラレール史上最高レベルの大珍品「電動ハイウェイバス」の箱付きのものを収蔵いたしました!おそらく箱付きのものは国内に数点しか残っていないものと思われます。
プラレールブランド制定前後の製品なので、機構はプラレールと全く同じでも箱のデザインが独自のものとなっています。収蔵にあたりご協力して頂いたなすさんにはこの場を借りて感謝いたします。ありがとうございました!
[2023年2月14日 追記]
「電動プラ電車セット」の箱の前面には「株式会社トミー」と印刷されていますが、一部個体でトミーの上に「株式会社セイワ」とステッカーで表記されているものが見つかっています。
この株式会社セイワについては調べても全く情報が出てこないのですが、電動車の安定性を高めるために電動玩具か金属玩具を製造していた会社と技術提携をしていたのではないでしょうか。株式会社セイワについて何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしてます。
通常品
プラ汽車セット
プラスチック夢の超特急
ゆうえんちシリーズ
その他
電動ハイウェイバス