イベント限定品

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最終更新:2024年5月8日

通常製品よりも入手難易度が高い製品に「イベント限定品」があります。
これらイベント限定品は、主にイベントの会期中のみに発売され、完売したらそれまでという例が多いです。
駅売店等での販売を前に事業者限定品をイベントで先行発売する例もありますが、ここでは上記の通りイベントのみでの発売となる製品を展示して参ります。 もっともポピュラーな限定品に「プラレール博限定品」がありますが、近年ではプラレールショップで通年発売されており、イベント限定品との境界が曖昧になってきました。

20世紀おもちゃ博物館展

東京日本橋の三越7階催事場で1999年12月28日から2000年1月9日まで開催された「20世紀おもちゃ博物館展」の特注品。限定3000個の販売でした。
プラレールの日限定品箱タイプのモノクロ仕様が目を引きます。中身のロータリーじょせつしゃはプラレールの日限定品のカラーバリエーション。 C12が青く、ロータリーは車体が茶色で羽根も黄色く、炭水車にはロゴが貼られているという正に「おもちゃ博物館展」仕様と言える遊び心のあるデザインですが、 最高速度65km/h以下の非高速対応車である事を示す黄色帯が巻かれているのが中々マニアック。

20世紀おもちゃ博物館展 開催記念限定品 ロータリーじょせつしゃ

東京おもちゃショー2001

2001年3月22〜25日に東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された「東京おもちゃショー2001」での限定品。
会場の至近を走るゆりかもめが発売されました。第18編成です。車両更新により、実車は2016年に引退しています。

新交通ゆりかもめ

プラレールと遊ぼうイン梅小路

2003年4月5日から10月26日まで、梅小路蒸気機関館(現・京都鉄道博物館)で開催されたイベント「プラレールと遊ぼうイン梅小路」にて、会期中の7月20日に発売された展示車両2種です。 後に館内限定品化、そして更にどちらもプラレール博限定品に流用されたようです。

B20蒸気機関車
義経号

鉄道フェスティバル

毎年10月に開催されている鉄道フェスティバルでは、2000年・2002年・2003年・2005年にトミーから限定品が発売されました。 どれもプラレール博限定品に流用されています。

209系通勤形直流電車(2000年10月14日)
キハ181系しおかぜ(2002年10月13日)
スーパーひたち(2003年10月11日)
キハ40 播但線(2005年10月8日)

新幹線なるほど発見デー

夏休み期間中にJR東海浜松工場で開催されているイベント「新幹線なるほど発見デー」の2004年7月25日の開催時に発売されたJRロゴ入りの「0系新幹線」です。
翌年からプラレール博限定品に流用され、2009年まで発売されていたようです。

0系新幹線

プラレール博

2001年から開催されている「プラレール博」での限定品群。当初こそ様々なパッケージデザインがありましたが、2000年代半ばの製品からは車両側面イラストの入ったシンプルなデザインが主流になりました。
元からプラレール博限定として発売される商品もあれば別のイベントから持ってきた商品もあり、わりと定義が曖昧なところがある製品たちですが、ここでは明確にプラレール博を初出とするもののみをまとめました。
2019年度の増産品から、通常品同様に箱の前面に対象年齢が印刷されるようになりました。
2022年3月29日には、2020年のプラレール博で発売予定だった「サンライズエクスプレス」が約2年の延期の上でプラレールショップ他にて発売されました。 2022年現在ではショップ限定品の展開が終わり、プラレール博限定品もショップで通年発売となっている上に箱も既存の9代目箱スタイルで発売されたので、こちらに分類しました。
2023年4月27日には、絶版となって久しい「東海型急行電車165系」が「165系急行形電車(湘南色)」に商品名を変え、JRマークの削除、車輪をグレー化するなど装いを新たにして復活。方向幕やヘッドマークのステッカーも付属するマニアックな商品となり、プラレールファンの間で大いに話題になりました。
2001年発売の「名鉄パノラマスーパー」は初期ロットのみ黒連結器を装備していましたが、増産分から通常の白連結器を装備するようになりました。
2024年にはプラレール鉄道シリーズがイベント限定品に登場。「プラレール鉄道 スピードカーゴ シルバーVer.」として発売されましたが、20年以上通常品よりもマニアックな車両がラインナップに載ってきたイベント限定品において架空車両を出すとは如何なものかと、オールドファンからの評判はいまいち。前年が165系という激シブ車両だっただけに落胆の声が広がりました。しかしトミカを搭載出来るというだけあって、プラレール博の物販においてはそこそこ人気のようです。
なお、この「スピードカーゴ」にてプラレール博限定品では初めてとなる10代目箱が登場しました。今までは新メカの車両も9代目箱で発売していたので驚きです。今後の限定品の新製品も10代目箱で発売されるようになるかもしれませんね。

EF65 一般型(2001年)
EF59電気機関車(2001年)
名鉄パノラマスーパー(2001年)
209系通勤形直流電車(スカイブルー)(2001年)
電気検測試験車クモヤ442(2001年)
201系通勤電車(カナリア)(2001年)
営団有楽町線7000系(2002年)
近鉄30000系ビスタカー(2002年)
キハ181系はまかぜ(2003年)
165系なのはな(2004年)
200系新幹線(2005年)
南海ラピート・クリアカラー(2006年)
有蓋車・クリアカラー(2006年)
スーパーひたち(2007年)
C11 171 SL函館大沼号(2008年)
鬼太郎列車(2008年)
目玉おやじ列車(2008年)
有蓋車・クリアカラー(レッド)(2009年)
0系新幹線(2009年)
近鉄30000系ビスタカー(2009年)
トワイライトエクスプレス(2010年)
名鉄パノラマスーパー(2011年)
200系東北新幹線(2011年)
485系特急 レッドエクスプレス にちりん(2011年)
ブルートレイン はやぶさ(2012年)
0系新幹線(2013年)
C62 3号機蒸気機関車(2014年)
京阪電車600形 パト電ラッピング電車(2015年)
東京メトロ丸ノ内線500形(2016年)
ライト付0系新幹線(2017年)
カートレイン北海道(2018年)
SLあそBOY(2019年)
サンライズエクスプレス(2022年)
165系急行形電車(湘南色)(2023年)
プラレール鉄道 スピードカーゴ シルバーVer.(2024年)

プラレール博(その他)

プラレール博限定品の中には1両単品の貨車もありました。箱入りではなく、台紙付きの袋に入れられています。パッケージの形態が異なるので別にまとめておきます。
車種は「有ガイ車」「トミカ搭載貨車」「タンク車」の3つ。それぞれに青系と黒系の2色が存在します。
初出はそれぞれ2001年のプラレール博 in 名古屋2003年の名古屋トミカモーターショーで、発売翌年にかけてプラレール博やトミカ博をはじめとしたイベントで発売されました。
中でも名古屋トミカモーターショーで発売された「有ガイ車(黒)」「トミカ搭載貨車〈黒〉」「タンク車(水色)」はプラレールのイベントではなくトミカモーターショーが初出であったこともあり、出回ることが極めて少なく現在ではかなりのレアものになっています。
トミカ搭載貨車(ブルー)」だけはタカラトミー発足後も継続して発売され、2010年のプラレール博を最後に絶版となりました。
貨物色のEF81は、1999年発売の迷商品「ランチグッズギフトセット」(箱裏面はプラレールランチギフトセット表記)に含まれていたものを、2001年のプラレール博でバラ売りしたもの。らしいです。
[2022年12月12日 追記]
上記している「有ガイ車(黒)」の実際の商品名が「有蓋車(黒)」だったので、こちらの名称で収蔵しました。
2000年代初頭の商品はネット上のイベント告知ページにある商品一覧と実際の表記が異なっていることが多く、現物を見るまで答え合わせが出来ないのが悩ましいところです。

プラレール博2001 in 名古屋

有ガイ車(ブルー)
トミカ搭載貨車(ブルー)
タンク車(グレー)

名古屋トミカモーターショー

有蓋車(黒)
タンク車(水色)

他イベント

EF81 貨物色

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