非売品車両セット

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開設:2022年11月25日
最終更新:2022年12月6日

数は少ないですが、車両セットにも非売品があります。現在のところは2003〜04年に配布された「C62 1号機・2号機 クリアバージョン」(通称クリアC62)「はしれ!プラレールはやて!特別限定版クリア仕様セット」(通称クリアはやて)の2つしかありません。
C62は非常に数が少なく、以前プラレールのホームページにあったファン向けページへの掲載採用のお礼や、株主優待品として配布されたと言われています。クリアはやても全部で240個しか存在せず、配布から既に20年近く経っているので現存数は不明です。
今回、クリアはやての入手に伴いこのページを作成しました。引き続きC62の方も探しております。写真の提供をして頂ける方、または現物を見せて頂ける方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしております。
[2022年12月6日 追記]
有卦に入るとはこのことか。「クリアはやて」の収蔵から2週間も経っていませんが、コレクターの某氏より「クリアC62」の資料提供を頂きましたので掲載します。
その数の少なさから、二つのクリア非売品セットが揃うのは年単位が必要なのでは...と思っていた矢先の出来事です。この並びが見られるのは当ページだけかもしれません。
企画特別展にて「クリアはやて」と「クリアC62」について詳細を書いています。第5回第6回も合わせてご覧ください。

C62 1号機・2号機 クリアバージョン
2003年秋頃に開催された「エヴリデンチ TOMYのプレゼントキャンペーン」の抽選当選品。「Every Denchi(エヴリデンチ)」はトミーと三洋電機(いずれも当時)が共同開発した単3形のニッケル水素電池で、2003年11月に発売された玩具用向けの充電池です。当の「エヴリデンチ」はあまり長く続かなかったものの、後にエネループ → エボルタと系譜を結んでいます。
発売に伴うキャンペーンが「エヴリデンチ TOMYのプレゼントキャンペーン」だそうですが、詳しい資料が残っておらず詳細不明。そのキャンペーン応募者当選品として用意されたもののようですが、ページ冒頭で書いているように「株主優待品でもらった」「公式ホームページの『ファンの広場』への掲載のお礼としてもらった」といった証言もあり、こちらも詳しいことは不明です。
「エヴリデンチ TOMYのプレゼントキャンペーン」自体についても、当時のwebアーカイブやPDFすら残っておらず、配布個数も全く不明。
後発の「クリアはやて」と同じく、箱は白一色で裏面に注意書きがある程度の簡素なもの。商品名は当選者通知の用紙に「遊びかた」と共に記載されています。

はしれ!プラレールはやて!特別限定版クリア仕様セット
2003年12月1日に東北新幹線の延伸区間である盛岡〜八戸間および延伸と同時にデビューした「はやて」が1周年を迎えることを記念して、「あったか北東北 はやて 1st Anniversary」キャンペーンが開催されました。
そのキャンペーン内の一企画である「あったか北東北とっておきプレゼント」のEコース当選品として配布されたものです。告知はキャンペーンのチラシ、およびJR東日本のPDFのみだったらしく、注意深く追っていないとまず見つけられないような代物だと思います。
キャンペーンの開催期間は2003年12月1日から2004年2月29日まで。北東北行きの切符を購入した際に貰える応募用紙・ハガキで応募ができました。 つまり、旅行に行かないことには入手のチャンスがないという恐ろしいプラレールとなります。このクリアはやてを当てるために旅行に行ったプラレーラーがいるとかいないとか...?
応募締め切りは2004年1月15日と3月15日の2回。各回120名ずつ、計240名が抽選で選ばれました。
箱は連結セットと同じフォーマットを白一色にしたもので、商品名は箱裏面にステッカーで貼られています。輸送時の補強用に、一回り大きいこれまた白無地の頑丈な箱が付属しています。


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