旧動力時代初期②(1973〜78年)

戻る
旧動力時代中期へ
旧動力時代初期①へ
最終更新:2020年9月14日

1973年末から登場したデザインの箱。通称「ひかりごうマーク」の時代です。
1969〜74年初頭頃の箱(初期①)は子供が写らないレイアウトのみの写真となっていましたが、この箱以降は再び子供が眺めている様子に戻りました。
一部例外もあります。


ふくせんステーションセット(1973年)
1969年頃に登場したふくせんステーションを入れたセットには、同年発売の「ふくせんプラレールステーションセット」及び1970〜72年頃の「ふくせんプラレールステーションニューセット」の2つがあります。
「ニューセット」を最後に絶版となり、旧動力時代初期①(メリーゴーランドマーク時代)固有の情景かと思われていましたが、ひかりごうマーク時代になってから箱を変更して生産されていた事が分かりました。
ステーションが黄色いホームに赤い屋根となっているのが特徴です。箱側面の写真は、このセットと「D-51だいてっきょうセット」「C12・ロータリーじょせつしゃセット」が組み込まれたレイアウトとなっており、同時に3種類発売された事が伺えます。
旧動力時代初期②の箱は上記を含めた3種から始まったと考えられますね。

C-12かもつれっしゃふみきりセット(1974年)
C12貨物列車のふみきりセット。貨車がD51と違い黄色シャーシになっているのが良いアクセントです。

でんしゃセット(1974年)
1974年の初頭に発売された「でんしゃ(赤)」の片運転台が入った基本形のセット。
入っているカタログはもちろん1974年版のものですが、車両もセット品も旧動力時代初期①のものが掲載されており、ブランドイメージや金型の移行期真っ只中だったようです。
片運転台の「でんしゃ(赤)」は1979年に絶版となっており、生産年数が5年程度と短いためレア度はです。

パノラマとっきゅうセット(1974年)
パノラマとっきゅうのセットですが、車両以外の内容物は上のセットと全く同じ。
1974年夏頃に同時発売された8セットのうちの一つとしてカタログに掲載されているため、「でんしゃセット」の模様替え品として出たものと思われます。


ハイウェイターミナルステーションセット(1974年)
旧世代のセット品の中では一位二位を争う知名度を持つセット。
とっきゅうかバスのいずれかがステーションに到着すると、左右のエレベーターが上下し時計の針が回り屋上の回転レストランがくるくる回る大掛かりなギミックものです。
昭和40年代感満載の「ステーションデパート」の文字が素晴らしいですね。
新品状態の同製品の写真を頂いたので、合わせて掲載します。

D-51きゅうこうれっしゃ こうかセット(1974年)
レイアウトの半分を高架区間にした最初のセット。以後このレイアウトの派生が現在まで続くようになります。
信号機が同時期発売のものと違い初期品なので、74年から75年にかけてが新旧信号機の過渡期なのではないでしょうか。

EF-15でんききかんしゃ りったいこうさパノラマセット(1974年)
高架線+平面の2ルートレイアウトが登場した最初のセット。1981年に「電気機関車立体交差セット」として再発売されていますが、このセットでは通常の曲線レールの代わりに90°曲線が入っています。

D-51りったいだいてっきょうセット(1974年)
現行の「ブロック橋桁」の前身と言える「立体はしげた」を使ったレイアウトのセット。
二重ループを登り鉄橋を渡る、かなり壮大なパノラマです。D51に炭水車が付いているところにも注目!

ふくせんひかりごうポイントセット(1974年)
複線レールをひかり号が回るだけのセット。
箱写真の「えき」は黄色いホームの初期型ですが、中身は水色ホームの後期品が入っています。

ちょうとっきゅうひかりごうターンアウトセット(1974年)
ターンアウトレールによる2ルート走行が主題のセット。
直線レールの変わりに1/2直線レールが入っているのが後年のセットに見られない特徴です。「えき」については上のセットと同じ。

C-12しんりんてつどうセット(1974年)
森林鉄道をモチーフにした良い感じのセット。周回しながら丸太を積んで下ろす動作をします。牽引機にC12が選ばれているのがナイスです。

ハイウェイぜんじどうふみきりセット(1974年)
「全自動ふみきりセット」のリニューアル版と言うべきもの。踏切は新しいものに変わっています。

EF-58でんききかんしゃふみきりセット(1974年)
EF58が踏切を通過する基本形レイアウト。箱の写真では白いコンテナ車ですが、中身は緑のものが入っています。
C12セットの模様替え版ですね。

ハイウェイふみきりステーションセット(1974年)
上の「全自動ふみきり」と「ターミナルステーション」を一つにしたとてつもないセット。
ハイウェイとステーションのジョイントの向きの関係上、踏切のジョイントが上のセットとは逆になっています。
これだけのセットなのでクリスマス商法向けと思われます。

D-51こうげんのえきセット(1975年)
カタログ未掲載で情報に乏しいセット。D51急行列車が入っています。
同年、車両を当時の新製品「寝台特急」に置き換えた「しんだいとっきゅう こうげんのえきセット」が発売されています。
新製品アピールのためにありふれていたD51急行列車を下ろして新セットとして発売したものと考えられます。
おそらく、こちらの方がレア。

しんだいとっきゅう こうげんのえきセット(1975年)
こちらはしっかりカタログに載っています。上のセットの寝台特急を変えたものです。
寝台特急が入っているだけで価値が爆上がりしており、古いセットの中でも人気が高いものだと思います。

おうふくプラレールりったいつみおろしセット(1975年)
直線レール5本分の複線で1セットというかなりコンパクトなもの。現在でも発売されている「ニュー坂レール」はこのセットが初出です。何がニューだ。
ED70には黄色と緑色の2つがあり、こちらは緑色の個体。

おうふくプラレールせんしゃじょうセット(1975年)
ED70が急行客車を牽いて行ったり来たりするセット。2003年まで洗車場に付いていたリターン機能はこのセットのためでした。
オリジナルカラーなのがいいですね。

おうふくプラレールそうしゃじょうセット(1975年)
ED70が貨車を繋いで操車場を行ったり来たりする内容。「てんてつき」が操車場の雰囲気を出していてグッドです。
「歩道橋」が入っているのはよくある操車場を跨ぐ歩道橋からのイメージでしょう。生産時期によってパッケージに違いがあり、こちらは初期版。

クロスはねばしセット(1976年)
黄色いEF15に赤いクロス跳ね橋、90度小曲線レールが詰め込まれたレアものだらけのセット。
箱に損傷あり、EF15の後部デッキが欠け、駅のタブレットキャッチャーが無くなっていますがセット自体残っていた事が奇跡でしょう。
イラストに写真を合成した珍しいパッケージです。

フェリーボートセット(1976年)
線路は半周、残り半周は海上を走るというかなり変わったセット。
動力車がフェリーに乗り込むと灯台を軸に半周、同時にカモメが旋回し動力車が降りると元の位置に戻って同じ動作を繰り返します。
イメージは青函連絡船や宇高連絡船でしょう。何故かフェリーになってしまいましたが。並木を防風林として使っているところが泣かせます。
大掛かりなギミックのせいか、生産数はあまり多くなかったようです。
2010年に全く同じシステムの「きかんしゃトーマス うきうきクルーズセット」が出た時は驚きました。

D-51ぼくじょうセット(1976年)
木製をイメージした踏切やハエタタキ、ファームハウスといった田舎の雰囲気満点な情景部品に加え、「ぼくじょうふみきり」が入っています。
この踏切は車両が通過すると線路脇の柵の中にいる牛が高速回転するというなんだかヘンテコな情景部品です。
また無蓋車が黄色に黄土色のシャーシであり、このセットオリジナルのカラー。内容物の「牛・・・2頭」という表記が少し笑えます。

ちかてつふくせんセット(1976年)
カタログ未掲載のセット。「ふくせん」と言うものの複線区間は一部のみで、レイアウトは通常曲線の外側エンドレスと90°小曲線の内側エンドレスで構成されています。
外側の地上区間と内側の地下区間を交互に走行するレイアウトが車両の通り営団千代田線のイメージを掻き立ててくれますね。地下区間に90°小曲線を使う事で急カーブの多い地下鉄っぽさが出ているのも良いです。

おうふくプラレールED-70つみおろしセット(1977年)
2年ぶりに登場した往復プラレールのセット。「りったいつみおろし」の玉(石灰岩)積み下ろし要素に加えて、丸太の積み下ろしも行うようになりました。
玉と丸太を同じ集積場にブチ込むところはご愛敬。見ていて楽しいセットです。
ED70は先のセットとは異なり赤色。3色揃えると願いが叶うって誰かが言ってました。

チンチンふみきりセット(1977年)
このセットの「チンチンふみきり」は単品発売されていない、セット限定の珍しい情景部品です。
「エレクトロふみきり」の前身と考えられます。警報機と踏切小屋だけの情景なので、別に遮断機用として「ふみきり」が入っているのがご愛敬。

ふえふきはっしゃセット(1977年)
「笛コントロール駅」がメインのセット。イラストタイプの箱ですが、駅の操作方法を示すためか、76年のイラスト箱2種とは異なり子供の姿が載せられています。
車両に寝台特急が選ばれているのが高評価。

コロコロプラレール(1977年)
異質なセットです。プラスチック汽車よりも一回り小さい、木製玩具風の列車が入っています。
注目すべしは昔の「はしレール」と似た急な坂である「坂レール(小)」です。復刻品かな?と思ったのですが、現物を見てみたら完全新規金型でした。

Lとっきゅうセット(1977年)
L特急のセット。これと言った情景部品もないのでコメントしづらいですが、強いて言うならセットそのものがかなり珍しいです。

新国際空港セット(1978年)
1978年に開港した新東京国際空港(成田空港)を模したセット。空港の基部は「ターミナルステーション」のものを改良の上流用したものです。
スカイライナーが駅に着くと飛行機が離陸し旋回、着陸して発車、という動きをします。2両編成なのがちょっと残念かな。

C-62こうかセット(1978年)
初期箱の最終新製品。ただでさえ生産期間が短いC62のセット品です。
茶色い高架レールに緑色の橋脚、更にカーブは現在の2倍曲線レールに相当する「90度カーブレール」と、珍しいもの三昧。

未掲載品
未掲載品のリストです。まだまだありますね...
プラレール基本セット D-51(1970年前半)
プラレール基本セット ひかり号(1970年前半)
D-51だいてっきょうセット(1973年)
D-51きゅうこうれっしゃセット(1973年)
C12・ロータリーじょせつしゃセット(1974年)
D-51きゅうこうセット(1974年)
ひかりごうモノレールセット(1975年)
パノラマとっきゅうふみきりセット(1975年頃)
D-51ふみきりセット(1976年)
近郊型でんしゃふみきりえきセット(1976年)
ひかり号こうかセット(1976年)