リアルクラスの登場後に発売された「リアル直線レール」や「東京駅丸の内駅舎」、「島式ホームキット」などはリアルクラスのフォーマットを利用してワンランク上の商品展開を目指しているらしく、通常のプラレールとは別路線となる新たなシリーズとなりました。
それが金色グラデーション英字表記のPLARAILです。読みは当然ながら「プラレール」、英字表記自体も90年代から現在にかけてちまちまと使われているため明確な区別は正直存在しておらず、あえて区別する場合は「金プラレール」「金文字」「プラレールリアルクラスのリアルクラス抜き」などと呼ばれています。
レール・情景部品は実在のものをモデルとしていますが、同シリーズで展開されている車両たちは「映画シリーズ」とも言うべきか、2026年7月現在全てのラインナップが映画に登場する車両となっています。
公式には「プラレールを通じて、さらに深く、「鉄道」を楽しみたい方に向けた商品シリーズ」とされています。
金文字プラレール第2弾は「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」からのチョイス。劇中で1885年にタイムトラベルしたデロリアン(タイムマシン)を、再び1985年にタイムトラベルさせるために必要となる速度を出すために蒸気機関車に押してもらうシーンで活躍した131号です。
そのワンシーンを再現したセットとなっています。線路を走行するためにタイヤを車輪に交換したデロリアンのトミカが付属するのが嬉しいですね。こちらも「C57動力」で黒い連結器を装備。橋脚が茶色いブロックレンガ橋脚となっているのも珍しいです。
ちなみに、発売4日後の10月25日にはPART1〜3に登場した各仕様のデロリアンのトミカセットが発売されています。
既に発売されている2種は洋画からのチョイスでしたが、第3弾でいよいよ邦画が登場。2007年に公開された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」に登場する車両です。ヤシマ作戦のシーンで登場するDD51と、牽引される「屋外型275kv超高圧通常変圧器」積載の大物車が製品化されました。
劇中では、第6の使徒を殲滅するために日本全国から電力を第3新東京市郊外の二子山要塞に集約、戦略自衛隊より借用したポジトロンライフル(大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲)による射撃に使用するために続々と要塞下の専用線に集結する様子が描かれています。劇中描写はDD51の三重連にシキが6両、そしてヨ8000を繋げた編成となっています。
製品のDD51は動力車が1028号機、2両目が1146号機です。梁側面に記載されている番号は付属のシールで表現、011・012・013の3枚が用意されています。
DD51の製品としてはは2022年3月24日発売の「最後のブルートレイン 北斗星DD51重連仕様」以来約3年半ぶり、国鉄色は「KF-03 DD51形851号機」の絶版以来、約9年ぶりの登場となりました。既存品以上の重厚感を求めてか、台車と車輪は黒成型、連結器はグレー成型、車体側面のルーバーは黒で着色されるなど、過去に類を見ないハイグレード仕様に仕上がっています。黒のシキも2001年発売の「ファーストトライセット こん」以来、24年の登場。今になってバリエーションが増えるとは思いもしませんでしたね。
エヴァンゲリオンシリーズのファンにはもちろんのこと、国鉄色のDD51を求めていた人たちにも発売直後から絶大な人気を誇り、「DD51がいっぱい欲しい人」「シキがいっぱい欲しい人」で対等な物々交換が行われている例が各地で見られました。
変圧器は同日発売の「シンカリオン TYPE EVA 500 ポジトロンフォーム」の背面に搭載することができます。
第4弾は満を持しての999!2005年に「銀河鉄道999」として車両単品が発売されて以来、21年ぶりの再製品化となりました。
アニメ版の姿をベースとしており、ナンバープレートや客車の色が前回品と異なりますが、大衆イメージとしての「銀河鉄道999」を製品化したかったのか、機関車は前回品同様の黒いボディ、客車も色はアニメ版ながら劇場版などにしか登場しない展望車を牽引しているなど、少々ちぐはぐです。展望車のマイテ49は「歴代つばめスペシャルセット」以来20年ぶりの製品化となりましたが、ベンチレーターの数が違ったり、妻面には両側にハシゴが付いていたりと、型は完全新規となっており、こちらも今までのものとは多少異なります。
地上から発車して宇宙区間へ移行するためのカタパルトレールが一番の目玉で、車両を固定するためのパーツも付属しています。リアルレール準拠ですが、色は今までのものと比べて薄め。リアルレールとしては初のカラーバリエーションとなりました。メーテル・鉄郎・車掌のプラキッズが付属します。内容物が多いためか、先の3製品と比べて箱の厚みが増しています。
たいすんさんのブログの
製品紹介編、
新旧比較編が詳しいので、こちらを読むことをおすすめします。