箱について
車両について
旧紹介文(2020年8月12日〜2024年1月17日)
1987年の動力ユニット移行と同時に箱も変更され、6代目箱が登場しました。1994年まで使用されています。
商品名の地色が黄色で統一された事から「黄色箱」、また蓋に文字だけのものと写真入りの2種類がある事から前者は「文字箱」や「過渡期箱」と呼ばれるなど、通称が複数あります。
通常の車両のパッケージは地色が青と緑、2スピード車やサウンド車は灰色となり区別されている様子ですが、「名鉄ブルーライナー」のように何故か灰色地の車両もあります。
蓋に写真が入ると同時に、箱の対象年齢表記が2歳から3歳に引き上げられ、プラレールロゴに登録商標マークが付くようになりました。また微妙な差異ですが、イラストの配色が若干変わっています。
カラフルな3両編成の箱に対して、1両単品の箱は黄色と白色のシンプルなデザインとなっていますが、1993〜94年頃に生産された新動力の1両単品(6代目箱最終生産品)は共通デザインになりました。
この箱から車種置き換えの概念が導入され、例えば「ロマンスカー」は「ニューロマンスカー」に、「名鉄パノラマスーパー」は「名鉄ブルーライナー」に置き換えられた例が見られます。
「L特急」のように1スピード車が2スピード車に改修された際に箱が変わったものもあります。
その他特徴的なところでは、現在では標準となったグレーの車輪が初めて登場した世代なのが挙げられます。造形技術の向上とグレー車輪の採用により、格段にリアルさが増したのが6代目箱世代の特筆すべき点です。
新幹線→特急車両(JR→私鉄)→通勤電車→機関車→その他の順で掲載していきます。
[2023年2月4日 追記]
3両端品のうち、最後まで残っていた「電車(黄)」を収蔵しました。これで6代目箱の3両単品はコンプリートです。しかしここでも「電車(黄)」が最後まで残っていたとは、どういう偶然なんでしょうね...(伝わる人には伝わる話)
「電車(緑)」共々、1987年から1991年までの4年程度生産されていたわりにはなかなか出てこない6代目箱の曲者です。
動力車1両単品箱は3両単品と異なりイラストは無く、商品名の位置も逆に配置された黄色と白色の2色箱でした。
7代目箱に移行する直前に発売された「EF-66電気機関車」は3両単品と共通のデザインになりました。
他の車両にも共通デザイン箱があるかは不明です。
C-12に共通デザイン箱が存在することが分かりました。商品名は「C-12蒸気機関車」です。
1993〜94年に生産された1両単品のうち、7代目箱に移行後も継続してラインナップに載る予定の車種が新動力化されたのと同時に共通デザイン箱になった模様です。
なので恐らくDD-51とEF-58にも共通デザイン箱が存在していると思われます。
1994年に7代目箱に移行したため、1両単品の共通デザイン箱は大変貴重です。
上記2車種の共通箱はまだ見つかっていないので、とりあえず「C-12蒸気機関車」のみを未収蔵扱いとします。