プラレールランドシリーズ

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開設:2020年9月16日
最終更新:2026年1月4日

1977年頃、プラレール本来のターゲット層より更に下の世代をターゲットとしたシリーズ「プラレールランド」が登場しました。 自分でレイアウトを組むプラレールとは異なり、1セットで完結し眺める事に特化したギミックが目玉となっています。 レイアウトはカラフルな90°小曲線レールを用いたコンパクトなもので、場所を取らずに遊べるのが特徴です。 プラレールブランドの他、ポンキッキ、サンリオ、ディズニーブランドとコラボしたものも発売され、90年代まで細々と展開していました。
ランドで使われた一部の情景は2010年代にチャギントンシリーズに流用されたものがあります。

かんらんしゃセット(1977年)
人形が乗った観覧車を機関車からの動力伝達で回し、人形が降りてトロッコに乗ると発車、再び観覧車に乗り込み...という流れを繰り返すセット。 90°小曲線レールを使った小判形レイアウトなので規模としてはかなり小ぶりです。

ヘリポートセット(1977年)
「ヘリポート」とは言うものの別に着陸するわけではない不思議なセット。 赤い塔の中にエレベーターがあり、人形を上まで運びヘリコプターに乗せ、旋回途中で強制的に下されてそのまま貨車に積み込まれます。 そして半周したところでまたエレベーターに乗るという流れを繰り返します。

ようちえんセット(1977年)
前2セットの遊園地のアトラクションをイメージした汽車から変わり、幼稚園バスを主題とした変わり種。ギア駆動による車両停止型のギミックはなく、周回するバスに乗りこんだ人形が降りて幼稚園の麓に到着すると、バスに付いている引っ掛けによりリフトを上昇、花のモールドがあしらわれたレバーの向きにより、バスに再び乗り込むか、幼稚園の建物を通って元の位置に戻るかの2ルートの動きが楽しめます。独立した情景部品としてブランコが付属し、降りるためのスロープ(滑り台)と合わせて幼稚園の園庭のような雰囲気も出ています。
幼稚園の建物は、緑の台座・白い本体・赤い屋根という、本家プラレールの一部情景部品と同様の配色となっています。

どうぶつえんセット(1978年)
ゾウ、キリン、ペンギンが動くカラフルな動物園。ゾウのライドに乗った人形が青いところで降りると、キリン前に到着したライドの動力でキリンが回転しながら首が上下し、カゴに人形を乗せ、白いスロープに到達するとペンギンのいる水槽に到着、そのまま回転を続けてまたライドに人形が戻るという動作を繰り返します。
先の3セットは対象年齢が1〜4才でしたが、このセットから2〜5才に変更されています。

ひらけ!ポンキッキ バスにのってようちえん(1978年)
70年代にトミーが展開していたポンキッキシリーズ玩具のうちの一つ。プラレールではありますが、一応別枠扱いでの発売だったようです。「ようちえんセット」のポンキッキ版となります。ガチャピンとムックの人形が付いてきます。
ずっとギミックを眺めていると、頼みもしないのに同じような朝がまたやってくると言われています。

たのしいディズニーランド ファンタジートレイン(1984年)
1981年に発売されたプラレールランド版のミッキーポッポ「たのしいディズニーランド ミッキーポッポ」の後継品。何故かカタログには載っていません。
ランド系ですが、レールは通常のものが入っています。情景部品は「イッツ・ア・スモールワールド」と立木2本のみとシンプル。

スクールバスセット(1990年)
「ようちえんセット」のディズニー版。ディズニー版では幼稚園ではなく学校行きのスクールバスになっています。

ヘリポートランド(1990年)
「ヘリポートセット」のディズニー版。全くの色替え品でしかないので特筆するところはありませんが、よく見ると機関車・トロッコ共に車輪が緑色となっており、かなり珍しい存在です。

アクションプレイランド

発売以来「プラレールランド」と呼ばれていた本シリーズですが、1992年から「アクションプレイランド」に改称されました。既存のセットの模様替え版となるディズニーのセットが3種類発売されています。

アクションプレイランド かんらんしゃセット(1992年)
「かんらんしゃセット」のディズニー版。本家では細長いエンドレスレイアウトですが、ディズニー版では「ヘリポートセット」等と同じく、1/2直線レールが追加され長方形レイアウトにされています。

アクションプレイランド クルクルヘリコプターセット(1992年)
「ヘリポートランド」の模様替え版。アクションプレイランドの中では最大のレイアウトを持つセットです。「ヘリポートランド」には無かったブランコとゲートが追加されています。ピンクのトロッコがかわいらしいです。

アクションプレイランド なかよしバスセット(1992年)
「スクールバスセット」の模様替え版。建物の前までバスが乗り入れられず、坂を降りて乗らないといけないあたり、道幅が狭い立地なんでしょうね。理由は不明ですが、箱のミニーが描き直されています。

その他


わくわくパレード(1994年)
これは何に分類したのいいのやら。90度小曲線レールが使われているので、とりあえずプラレールランドに分類しておきます。
ディズニーランドでのパレードをモチーフとしたセットです。車両、もといパレードのカートは先頭からミッキーと月ミニーとお城ドナルドと船デイジーと花の4両編成で構成されています。レールは曲線が赤と青、直線が白と緑の4色。後年のジャスコ限定レールに似ていますが、緑と青の色味が若干異なります。

海外版

近年の発掘調査により、プラレールランドシリーズが輸出されていた事が判明しました。
最近国内に輸入されてきたセットを紹介します。

Merry-Go-Train Set(1980年代初頭)
イギリスのパリトイ(Palitoy)社が発売していた海外版かんらんしゃセット。
国内版とは配色、レイアウト・情景部品が異なり、カーブも通常の曲線レールです。
発見者の名誉会長さんによると、パリトイ社は1984年に事業を縮小しているらしいので発売時期は恐らくそれ以前だろうという事で1980年代初頭と推定。製造国は台湾となっています。
パリトイ社のプラレールは他にもあるそうなので、他の製品の発掘も期待しています。
詳細は名誉会長さんのブロク記事をご覧ください。

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