プラレールは当初からセット品に力を入れており、1959年から現在に到るまで膨大な数が発売されています。
明確に「X代目箱」と区別していく事は困難ですが、単品と同じく箱のデザインによって世代分けが可能です。
プラスチック汽車シリーズの頃の箱。オレンジ色あるいは赤色の箱にラベルを貼ったスタイルです。
プラスチック汽車シリーズの頃の箱。オレンジ色あるいは赤色の箱にラベルを貼ったスタイルです。
プラレールブランド登場直後の箱。カラー印刷が始まりました。
白基調のものと赤基調のものがあり、まだブランドのイメージカラーが定まっていなかったと考えられます。
箱の上部に商品名を入れたレイアウト写真が主なデザインになりました。
新たなロゴマークが登場したと同時に登場した箱。
子供が遊んでいる様子がメインとなりましたが、一部はイラスト背景の異質なデザインとなりました。
1977年発売の基本セット系から採用されたデザイン。EC箱と共通のデザインを試みたと考えられます。
レイアウト写真が小さかったのが不評だったのか、数年でデザインが変更されました。
80年代後半に発売された一部の製品ではこのフォーマットを使ったものがあります。
旧動力時代最後のデザインです。ベージュ基調にパノラマレイアウト主体の写真になりました。
旧動力時代最後のデザインです。ベージュ基調にパノラマレイアウト主体の写真になりました。
新動力になってからデザインが一新。この箱で現在まで続くレイアウトが確立しました。
新動力になってからデザインが一新。この箱で現在まで続くレイアウトが確立しました。
商品名と写真の境界に赤いラインが入りました。フォーマットはあまり変わらずですが、箱の下部に車両の写真が入るようになりました。
商品名と写真の境界に赤いラインが入りました。フォーマットはあまり変わらずですが、箱の下部に車両の写真が入るようになりました。
新時代を表したかのようなスタイリッシュな斜めグラデーションのデザインとなった、新動力時代中期の箱。
情景部品の一部でも採用されたデザインですが、定着したとは言えず短命に終わりました。
二世代前の装いに似た形へ先祖返りした新動力時代後期①の箱。TOMYロゴの更新されると同時にイメージカラーも赤から青へと変わったため、黄色部と写真部の境界線も青になりました。
レイアウトは新動力時代初期②そっくりですが、実車写真が主流になったり、商品名が箱上部に配置されるなどブラッシュアップが行われています。
「未来へ広がる青いレール」というキャッチコピーが入るようになったのがこの世代です。
トミーとタカラが合併しタカラトミーが誕生したことによるロゴ変更を受けた箱。レイアウトは継承されていますが、キャッチコピーは廃止されました。
現行の箱。デザインはかろうじて生きていますが、内容物が強調される写真配置になったために境界線の青いラインの役割が薄くなってきています。