非売品

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最終更新:2023年5月11日

90年代後半より非売品が配布されるようになりました。配布はトミー本体からの景品はもちろん、店舗の発注品、鉄道会社の発注品、イベントの入場記念品や通常品の付属品などなど、様々な形態があります。
非売品という性格上、入手困難品が多くあるのでコンプリートとはいきませんが、集まった分を発売年順に紹介します。
非売品は通常品とは異なる流通経路を持つために箱の意匠が簡略化されていることが多く、90年代から2000年代にかけては通常品の流用、または真っ白な無地の箱が使われ、ファンクラブ限定品以降は「新幹線 中間車3両セット」等の一部例外を除いて2色以上使わずに印刷されているのが特徴的です。 金ピカ系は箱に商品名の記載がなく、封入されている説明書に記載があるのが基本です。
ページ後半にはプラレール博の入場記念品や景品もまとめています。

金ぴか500系(1996年)
1996年に開催されたプラレールフェアで配布されたものだそうです。金メッキプラレールの最初期品。

金ぴか2スピードのぞみ(1996年)
トミーの景品。運転台の窓まで含めて全てが金メッキです。1999年にも配布されており、そちらは窓が黒塗りの模様。

金ぴか2スピードのぞみ(1996年)
雑誌「クアント」の懸賞品。こちらは運転台窓が黒に塗られています。

金ピカ2スピードつばさ(1997年)
これもトミーの景品。前面窓が黒塗りの個体もあるようですが、こちらは窓まで金メッキのタイプです。

金ピカあさぎり(1998年)
ジャスコ古淵店(現 イオン相模原店)開店記念で作られたもの。らしいです。小田急から出たものではありません。

金ピカニューロマンスカー(1998年)
同上。通常品のニューロマンスカーとは異なり台車が赤色成型になっているのが特徴です。ロマンスカーであることをアピールするためだと思いますが、モールドのない車体で金ピカ一色だと素っ気ないのでなかなか良いアクセントになっています。

スケルトンのぞみ号(1999年1月)
1999年冬に配布されたプレゼント品。 購入した製品のバーコードをハガキに貼り、「オリジナルのぞみ号コース」を希望して送ると抽選で貰えました。金ピカのぞみ号との同時配布で合計500名が対象のプレゼント品なので、数は極めて少ないらしく300個しか存在しないとも言われています。インパクトがあるので非売品の中でもかなり有名なものです。
配布のタイミングにより、無地の白箱と通常品の箱をそのまま使ったものが存在しています。
ちなみにカタログ曰くコンセプトは「自分で塗って楽しめる」そうですが、出回っている個体は漏れなく配布時の姿を維持しています。

金ぴか700系(1999年)
1999年に配布された非売品。玩具店で配布されたと聞きましたが、配布条件などは詳細不明です。
同時期に一般発売されていた「40thビデオ プラレールメモリアル」の金ぴか700系は無動力の2両編成でしたが、こちらはちゃんと動力付きで3両編成です。

金ぴかJR九州ソニック883(1999年)
よく分かりませんが、存在している非売品の一つ。1999年の鉄道フェスティバルで目撃情報があります。

10月14日「プラレールの日」ファンクラブ特別限定 銀ピカ300系のぞみ号(1999年)
1999年にファンクラブの会員に配布された非売品。銀メッキの300系新幹線にファンクラブのロゴが貼られています。

ファンクラブ特別限定 ホワイトプラレールFC(2000年)
2000年にファンクラブの会員に配布された非売品。「リニアモーターカー」のカラーバリエーションです。自分で見た目をカスタマイズできるよう、ステッカーが付属していました。

金ピカポケモントレイン(2000年)
「めばえ」の読者プレゼント品。キャラクターもので金メッキというのは珍しい例です。

ドクターイエロー グリーンライン(2001年)
玩具店や玩具売り場でプラレールを買うとくじ引きが引けるキャンペーンの特賞。 通常品のドクターイエローはJR東海・西日本の922形がモデルなので、差別化を図ってこちらはJR東日本の925形がモデルになっています。 鼻は実車通りの白、ライトはクリアブルーの樹脂がはめられて上品な出来に仕上がっています。
東西両方のドクターイエローで遊べるということで非売品の中では人気が高い方でしたが、2011年にプラレールショップで多少ディテールアップが施されたものが再度発売されたのは記憶に新しいですね。

のせかえ貨物車両(2001年)
同上。2等賞です。タンクコンテナと普通のコンテナと貨車のセットです。
緑のコンテナが国鉄感あって良いですね。貨車(コキ)は青成型です。

電気検測車(2001年)
ファンクラブの配布品。193系がモデルになっています。「L特急」の先頭後尾を塗り替えただけのものでパンタグラフもありませんが、雰囲気は抜群です。

DD51形ディーゼル機関車(新塗装)(2002年)
ファンクラブ配布品。2002年に登場した青を基調とした新塗装のDD51と青成型のコキとの2両セットです。24A形タイプのコンテナが付いてきます。 この塗装での登場は2004年までとなり、以降は赤基調の新々塗装に変わったためあまり目にする事なく姿を消しました。

新幹線 中間車3両セット(2002年)
新幹線まつりキャンペーン2002で配布された中間車3両という異色のセット。

DE10形1155号機 1165号機(2003年)
ファンクラブ配布品。DE10形の重連というマニアックな内容です。

USA版寝台特急(2003年)
581系・583系のプラレール「しんだいとっきゅう」の正当な復刻版。2003年にアメリカの某企業が企画したノベルティで、通称「USA版寝台特急」と呼ばれています。 薄色、濃色、銀メッキの3色が存在します。同年10月には日本に逆輸入され、舞浜のイクスピアリにあった天賞堂HbF店で発売されました。 中でも「薄色」「濃色」は往年の「しんだいとっきゅう」を思い出させてくれるすばらしい色味が出ていて、プラレールの日限定品の寝台特急より人気があると言われています。

イーストアイ 中間車クリアカバー(2005年)
2005年4月に発売された「サウンド検査イーストアイセット」の中間車用クリアカバー。トイザらスでセットを買うと貰えました。
あくまでもセットの付録扱いなので、説明書に商品名が記載されていません。なので便宜上「イーストアイ 中間車クリアカバー」と命名しておきます。
当のイーストアイの中間車は本来のカバーをつけていると車内のギミックが見えなくなるので、その欠点を解消するために作られたものです。 2枚目左は実際に搭載した様子。

E4系新幹線Max(銀メッキバージョン)(2010年)
玩具店や玩具売り場でプラレールを買うとくじ引きが引けるキャンペーンの特賞。同じものがバラでプラレール博のゲームの景品として配布されています。
この頃から商品名が単色刷りになった非売品用のデザインが確立しました。

ブルーストリーム(2011年)
プラレールショップでポイントを貯めると引き換えできる非売品。青いリニアモーターカーなんて言ってはダメです。

E3系新幹線(クリア仕様)(2013年)
2013年に開催されたプラレールまつりやキャンペーンの特賞・当選品。無色の完全な透明成型です。

E5系新幹線(クリア仕様)(2014年)
2014年に開催された「新幹線まつり スピードくじ」の1等景品。こちらも無色の完全な透明成型です。

エボルタ電池鉄道99系(2015年3月)
「エボルタチャレンジ!廃線1日復活記念キャンペーン」のプラレールコース当選品。 パナソニック電池を買ってキャンペーンに応募すると抽選で貰えました。屋根上の電池はオブジェです。中身は普通の新メカ。 EVOLTA電池が1本付いてきます。

ハンバーガー貨車2016(2016年)
2016年10月15日から配布されたハンバーガー貨車の2016年版。
マクドナルドのハッピーセットを買うと貰えたDVDのパッケージにあるチケットを切り取り、おもちゃ売り場等でプラレールを2,500円以上購入した際にチケットを出すと貰えました。

923形ドクターイエロー(クリアイエローバージョン)(2016年)
2016年に開催されたプレゼントキャンペーンの当選品。通常品と異なり、ライト無しです。

エボルタ電池鉄道600系(2016年)
「パナソニック乾電池を買って当てよう!」キャンペーンの当選品。

E6系新幹線こまち(連結仕様)(クリアレッドバージョン)(2017年)
2017年に開催されたプレゼントキャンペーンの当選品。

E7系新幹線かがやき(クリアブルーバージョン)(2018年)
2018年に開催されたプレゼントキャンペーンの当選品。

スピードジェット(ホワイトver.)(2022年)
幼児雑誌めばえの8月号増刊「のりものスターズ ダッシュ号」の付録。
往年のホワイトプラレールのごとく、自分で色を塗ってカスタマイズできるプラレールです。車体がマット質になっていて、鉛筆やクレヨンなどの色も乗るようになっているのが以前のホワイトプラレールと異なります。
「めばえ」は90年代にも100系・300系・E1系のメッキ仕様を読者プレゼントとして企画した事があり、発売が発表された時はちょっと懐かしい感じがしました。これを入手するために幼稚園児の時ぶりに「めばえ」を購入した大人が大勢いるとか。
ちなみに「めばえ」の銀メッキシリーズは2023年1月現在全て未収蔵です。箱付きでお持ちの方がいらっしゃいましたらご連絡お待ちしてます!

プラレール博 入場記念品・景品

車掌車(2001年)
2001年度プラレール博の入場記念品。

九州新幹線800系つばめ 中間車(2004年)
2004年度プラレール博の入場記念品。

イベント記念号(2005年)
2005年度プラレール博の入場記念品。

イベント記念号(客車)(2006年)
2006年度プラレール博の入場記念品。

E6系新幹線スーパーこまち 中間車(2013年)
2013年度プラレール博の入場記念品①。

E657系特急電車 中間車(2013年)
2013年度プラレール博の入場記念品②。

プラレール55周年号 中間車(2014年)
2014年度プラレール博の入場記念品。

北海道新幹線はやぶさ 中間車(2016年)
2016年度プラレール博の入場記念品。

E7系新幹線かがやき 中間車 プラレール博仕様(2017年)
2017年度プラレール博の入場記念品。

923形ドクターイエロー 中間車(5号車)(2018年)
2018年度プラレール博の入場記念品①。

テコロでプラレール クリアレッドバージョン バーティー(2018年)
2018年度プラレール博の入場記念品②。

景品プラレール 中間車・後尾車 スーパーひたち(2018年)
2018年度開催の「プラレール博 in KITAKYUSYU」でこっそり入場記念品として配布されたスーパーひたちの後尾車。 プラレール博限定品のスーパーひたちは2018年に絶版となったので、その在庫処分的な意味合いで配布されたようですが、公式HPにも配布の記載がなく非常に影の薄い存在。 説明書に景品と記載がある以外は3両単品と全く同じです。

60周年記念プラレール博コンテナ車(2019年)
2019年度プラレール博の入場記念品。

その他非売品

E7系北陸新幹線かがやき 中間車(2014年4月)
「E7系北陸新幹線かがやき立体レールセット」の販促非売品。モデルはE725形100番台・200番台で、同年のプラレール博入場記念品(E725形400番台)とは別です。

500系新幹線「プラレールカー」(2014年7月)
500系V2編成の1号車(博多方先頭車 571-7002)をイベントスペースに改造し、2014年7月19日から2015年8月30日まで運行されていた「プラレールカー」で配布された非売品。後尾車の車端部にプラレールカーのマークが印刷されています。
「こだま指定席往復きっぷ」「こだま&やくも指定席往復きっぷ」「こだま早特往復きっぷ」 及び旅行商品きっぷを、V2編成が充当するこだま730号・741号でプラレールカーのアテンダントに呈示する事で小学生以下の子どもにプレゼントされました。

E6系新幹線こまち 中間車(クリアレッドバージョン)(2017年9月・2019年9月)
2017年9月発売の「今日からぼくが駅長さん!ガチャッと!アクションステーション」の先着購入特典、および2019年9月に発売された「乗車確認!出発進行!まるごと鉄道体験!E5系はやぶさコントロールセット」の通販限定先着購入特典で配布されたもの。
2013年度のプラレール博入場記念品「E6系新幹線スーパーこまち 中間車」をクリア成型にしたものです。2017年には「E6系新幹線こまち(連結仕様)(クリアレッドバージョン)」が配布されており、どちらも入手できるとクリアE6系の4両編成が組めるようになります。


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