情景部品 橋梁

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最終更新:2023年7月21日

鉄道風景を作り上げるには欠かせない「橋」たち。プラレール黎明期から数多くの種類が発売されています。
レールと一体のもの、道路と交差するもの、カラーバリエーション豊富なものなどなど、一言に橋と言っても非常に多彩です。

こうかレール
今でも人気のレール。初期のプラレールの定番と言える「こうかレール」です。「松の木」が付属します。 当初は白色、後年はクリーム色になり、1975年頃まで発売されていました。「C-62こうかセット」では茶色のものが含まれていました。

プレートガーダー
1975年に発売され翌年には姿を消した短命情景。直線1本分の重厚な作りなガーター橋で、レイアウトにアクセントを加えるには最適なのですが、かなりのレア品になっているのが残念です。

ふくせんてっきょうレール
直線レールに「ふくせんはしげた」と「てっきょう」を合わせただけで、特に代わり映えはしない情景です。「ふくせんプラレール」のいち製品として1968年に発売され、1974年に絶版。

だいてっきょう
現行の「J-04 大きな鉄橋」の先祖にあたる直線2本分の大きな鉄橋。1973年発売。中央部が盛り上がっているアーチ型のトラス橋です。両端にガーダーが付いています。
発売当初はガーダー部が直角になっていましたが、1974〜75年頃に斜め切りに形状が変更されています。1981年に二代目「大鉄橋」に置き換わり、絶版となりました。
斜め切りタイプのものがスーパーレールの情景部品に流用されているようなのですが、プラレール以上に激レアなものとなっているようで、見たことがありません。
画像が長くなってしまったので、青タグのものだけですが拡大画像を用意しました。
ちなみに、発売年にタグがメリーゴーランドマークの2代目からひかりごうマークの3代目に更新されているため、2代目タグのものはかなり珍しかったりします。

てっきょう / J-03 鉄橋
現在の「J-03 小さな鉄橋」の前身。発売当初は鉄橋をはめるためだけの白い橋脚が付属していました。この白い橋脚は結構もろく、力を入れてレールをはめようとすると簡単にパッキリと折れます。
1975年頃の付番追加と同時期に橋桁がレンガタイプに変更され、鉄橋のトラスもリベットのモールドが追加されディテールアップが施されています。

J-04 ニュー大鉄橋
1997年に「大鉄橋」の後継として登場したもの。2010年に「大きな鉄橋」に置き換えられ、絶版になりました。背が高く直線レール2本で1スパンの長い鉄橋という見た目を生かし、新幹線の入ったセットで多く採用されていました。 水色や緑色などのカラーバリエーションもあります。

はねばし
1971年から現在に至るまで生産され続けているロングセラー情景部品。「ニューでんしゃセット」でデビューした思われます。 単品発売は1972〜2010年。以降は「レールセットA」に同梱されているものが2021年現在も現役です。1988年以降はJ-05が付番されていました。
改良を加えられながらも発売当初からほとんど姿を変えておらず、車庫と並んで生きた化石のような情景部品です。

クロスはねばし / J-06 クロスはね橋
1976年に発売され、1994年頃に絶版。線路同士が交差する跳ね橋です。 最後まで同じカラーだったので地味な情景ですが、同年発売の「クロスはねばしセット」に赤色のものが同梱されていました。

J-06 立体交差橋
2008年に発売され、2014年に絶版となった比較的短命の情景。高架下の歩道にガードレールが付いているのが絶妙にリアルです。

J-13 クロスはね橋
1995年発売の情景部品。1994年に絶版となった「J-06 クロスはね橋」の金型を改修し、線路同士の交差から線路と道路の交差にしたものです。
踏切のごとくモータートミカが跳ね橋の前で停止し、道路脇にあるボタンを前の方に押し込む用に操作すると発進します。モータートミカでよく見る「木」が2本付属するのがアクセント。
パッケージの更新が遅く、2000年に入っても旧来の紙タグが使われていた情景の一つです。モータートミカが下火となった2008年に絶版となりました。

J-20 ガーター橋
1/2直線レールサイズのガーダー橋です。発売期間は2007〜2014年。なかなか秀逸な情景部品でしたが、絶版となってしまいました。 発売当初は「ニュー大鉄橋」などと同じレンガ橋脚が入っていましたが、2012年に「大きな鉄橋」の発売に合わせて登場した新型レンガ橋脚に更新されました。
実際の名称は「ガーー橋」ですが、子供の発音のしやすさを考慮したのか商品名としては「ガーー橋」になっています。

J-29 警笛レール
やかましい情景シリーズ。鉄橋が付いているので橋梁系に分類しましたが、地上でも使えます。

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